「忘れるな拉致 11.15県民集会」開催

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから11月15日で33年になります。
 今だに祖国日本に帰れない、横田めぐみさんをはじめとする拉致された人々の一日も早い帰国を願い、「忘れるな拉致11・15県民集会」が、新潟県、新潟市、新潟日報社の主催、新潟県議会拉致議連等の後援で開催されました。
 人権を蹂躙する非道な拉致事件を決して風化させることなく、一刻も早く解決しなければなりません。
 会場では、めぐみさんの帰国を願う横田さん夫妻が切実な声で人々に語りかけ、自分自身も拉致された曽我ひとみさんは、いまだ行方不明のお母さんを思い、また、一緒に暮らしためぐみさんを心配しながら早期解決を訴えました。
 そのほか特定失踪者の大沢孝司さん、中村三奈子さんのご家族も一日も早い事件の解決を強く訴えるとともに、静岡県立大学の伊豆見教授による北朝鮮の状況についての講演や岩渕夫妻によるミニコンサートの演奏が行われるなど、拉致事件の解決に向けてそれぞれの思いが語られました。
 最後に横田早紀江さんが作詞した「コスモスのように」を全員で合唱し閉会しました。
 会場のりゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)は、拉致された子供への思いに涙するとともに拉致を行った北朝鮮への怒りに共鳴する多くの人々が、一日も早い拉致事件解決への決意を新たにしました。
 県民の皆さんのご支援をお願い申し上げます。

ファイル 199-1.jpg ファイル 199-2.jpg 
左:大勢の方々が参加して開催されました
右:高橋道映 新潟日報社社長挨拶で開会


ファイル 199-3.jpg ファイル 199-4.jpg 
左:泉田裕彦 新潟県知事あいさつ
右:篠田昭 新潟市長あいさつ


ファイル 199-5.jpg ファイル 199-6.jpg 
横田めぐみさんの両親 横田滋さん早紀江さん他、ご家族のみなさんが次々に拉致事件解決を訴えました


ファイル 199-7.jpg ファイル 199-8.jpg 
左:伊豆見元教授の講演
右:岩渕まこと・由美子夫妻によるミニコンサート


ファイル 199-9.jpg 
最後に拉致事件解決への強い思いを込めて全員で「コスモスのように」を合唱