一般質問続く!

昨日で連合委員会の質疑が終了し、本日、本会議が召集され一般質問が行われました。
我が党からは、小島隆議員、市村孝一議員、冨樫一成議員、皆川雄二議員の4名が、質問いたしました。
また、質問にに先立ち知事から提案された佐渡ー羽田航空路開設事業に関連する議案の採決が行われ、我が党をはじめ反対多数で否決されました。
我が党のこの問題に関する見解は、以下のとおりです。
また、問題点については、別紙の資料を参照ください。

反対する理由について
反対する理由について国の羽田空港のハブ化や一般空港の整備抑制などの方針から、この路線が成り立つために必要な羽田空港発着枠の確保や佐渡空港の滑走路二千メートル化の早期の事業化も非常に不透明かつ困難な状況にある。
民間航空会社による引き受け手が無く、初期投資60億円以上にも及ぶ県と佐渡市による航空会社の設立と機材調達を先行させる計画は、状況の変化に柔軟に対応することが難しいものと思われる。
また、県の試算では羽田発着枠の4枠獲得が実現しても毎年約2億円の赤字が、現実的な2枠の場合には4億円以上の赤字が見込まれており、実際にはそれ以上の赤字が懸念される。
県にも佐渡市にも将来的な負担が不透明でリスクが大きいといわざるを得ない。
佐渡島民にとって、社会政策としての交通政策は生活路線としての佐渡汽船の利便性の向上と、佐渡—新潟便の再開がより重要である。
また、機材の余裕時間を活用した新潟空港基点路線の運航計画による空港活性化案は、本来の離島枠確保の趣旨から逸脱するとともに既存民間航空路線の新潟空港からの撤退を促進することにも繋がりかねない。
行政のチェック機関としての責務を有する議会として、我が党は、佐渡市民と県民に大きな負担を強いると共に先行き不透明な本事業には反対する。


詳細資料(PDF)

小島 隆 議員
ファイル 148-1.jpg 1 観光振興政策について
2 空港・港湾問題について
3 中心市街地の活性化について
市村孝一 議員
ファイル 148-2.jpg 1 日本スキー発祥100周年について
2 ポスト大観光交流念について
3 観桜素材としての春日山城跡について
4 真水の確保について
冨樫一成 議員
ファイル 148-3.jpg 1 水資源について
2 予防医学等について
3 食料自給率の向上について
4 ペット問題について
5 国体後の競技力向上について
皆川雄二 議員
ファイル 148-4.jpg 1 子育て支援について
2 障害者雇用等について
3 農業振興について
4 冬季観光の振興について
5 自然災害等への対応について
答弁する泉田知事
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