東日本大震災により被災した福島第1・第2原発の、その被災状況と対応の経緯及び復旧状況について
7月24日から25日の二日間にわたり、13名のわが党県議が視察を行いました。
復旧作業の前線・中継基地となっているJヴィレッジ到着後早速内部被ばく線量を確認するため、ホールボ
ディカウンターで検査を行い、防護服・防護マスク等を身に着けてから専用バスに乗り、原子炉注水ポンプや
処理水貯蔵タンクをまじかで確認しました。4号機ではバスを降りて、構内を見渡しながら説明を受けました。
二日目は初日同様防護服に身を固め、2班に分かれて第2原発を視察しました。
3号機建屋では使用済み燃料プールを視察、中越沖地震の教訓から揺れによりプールの水がこぼれないよ
う、防水用フェンスが設置されていました。その後原子炉格納容器内に入ることができましたが、厳格な放射
能管理を実感しました。
2日間の視察を終え、津波の被害の甚大さを改めて認識するとともに、防護服に身を包み復旧・復興に向け
て働く多くの作業員の方々には、頭が下がる思いでした。
原発の復旧基地と化したJヴィレッジ |
防護マスク装着の説明を受ける視察団 |
身に着けるのも大変な防護服とマスク |
原子炉格納容器内で説明を受ける |
原子炉圧力容器の真下にて(1班) |
原子炉圧力容器の真下にて(2班) |